絵
最近、色々あってまた絵に向き合うことができるようになってきました。
社会人になってからどんどん絵を描く頻度が減り、最近までさっぱりでした。転職してから時間や精神的に余裕ができ、自分は何がやりたいのか自分について向き合うようになっていき、たくさん遠回りをしてようやく自分は自分の絵が描きたい、表現したいという気持ちがお腹の底でくすぶっているなぁと気付きました。色々遠回りしてる間、ずっとモヤモヤしていたのですが、絵に戻ってきて表現できていなかったことがモヤモヤの原因だとわかりました。
↓今の絵
塗り途中↓
大学時代とは絵柄がかなり変わりました。私の絵は自分の中からでてくるものを紙に落とし込んでいるようなイメージです。なのでこれがなにか動物にあてはまるものではないのですが、蛇っぽいものが出てきたなぁと。
自分のおもうようにいかず、苦しさはあります。でも、今までのモヤモヤしたしんどさとは違います。自分と向き合っていく苦しさは心地よくもあります。
もっともっと描けるようになる。そのためにも色々研究していこうと思います。
昨日は脳内にあるイメージ通りにうまく表現できないなぁ、この色を上手く描きたいなぁとモンモンしていたので本屋に行って気がついたのが私がイメージしていた色は江戸時代あたりの浮世絵や水墨画でした。
これだ!とビビっときたのでさっそく本屋にて日本の美術の本を探したのですがまぁ少ない。というか無い。その日は近場の本屋、古本屋をうろうろしてなんとか3冊購入。
ブルータスの日本と西洋の美術特集でさっそく勉強し、日本の美術館特集の本で行きたい美術館をピックアップして今後の予定に組み込んでいます。楽しい。
そしてある本屋で葛飾北斎特集の雑誌を立ち読みしてみたら、あまりのすごさに感動しました…。葛飾北斎ってこんなにすごい人だったなんて…。80歳をこえてからの絵がまたすさまじい。死ぬ間際にかかれた登り龍と富士の絵も迫力がすごい。実物が見たいです。
すみだ北斎美術館が都内にあるので来月に見に行ってきます。こういうとき、関東にきてよかったなぁとしみじみ思います。美術館だらけでありがたいです。
原宿にも浮世絵が展示してある太田記念美術館があるのでそこも行ってみます。
私は美大に通っており大学時代はさっぱり日本や西洋の美術史に興味がなかったのですが、今になって興味津々です。
今年は美術館たくさん行こう。