美術館、博物館、本、画材
昨日は都内にある江戸東京博物館、すみだ北斎美術館、ギャラリーモモに行ってきました。
まずは北斎美術館。常設展と企画展合わせて千円でした。千円であれだけ見れたら満足です。常設展はレプリカの作品展示になりますが、北斎や錦絵初心者にとってはわかりやすく、結構楽しめました。美大生の時は絵の歴史にさっぱり興味がなく、美術史の授業も適当にきいていました。今やっと興味が湧き、江戸時代の版画がどうやって作られていたのか理解できました。
興味があると、物事の頭への入り方が全然違うなぁと最近しみじみ思います。好きなこと、興味があることはスルスル頭に入っていきます。将来的に必要だとおもうけど興味が薄いものだと勉強が苦しくてまったく進まず…。デザインの勉強をしようと思っているのですが進みが遅くモヤモヤしています。でも無理に勉強しても頭に入りにくい…。面白く思えるような工夫など、色々さぐってみようと思います。デザインってすごく大事なものだと思うので、なにかきっかけがあれば自分の中でコロッと面白いジャンルへと変化をとげそうな気がしています。とにかく進んでみようと思います。
その後、両国から新宿へ。
まずはブックファーストへ。ここはモード学園の建物の地下?のようなところにありました。すごくわかりにくい場所でした。しかし、中身はとても充実しております。特に美術書は多く取り扱っていました。やはりモード学園が近いからでしょうか。時間が足りず、また今度じっくり見に来ようと思います。
ここでの収穫。
次は紀伊國屋。ここも美術書はかなり置いてありました。でも、こちらでは美術書は買わず。山口晃さんの画集をチラ見しただけ。山口晃さんは本当に上手い、そしてこの方の文が好きです。クスっと笑える楽しい文です。この画集は来月買おう。
ここではアイデア大全をゲット。
アマゾンで気になってチェックしていた本で、実際に読んでみたところ、アイデアを出す方法が沢山のっていてそれぞれに小話が付いているので頭に入りやすく読みやすいものでした。よくあるアイデア本はアイデアを出す方法だけがズラズラっと並んでいるだけで読みにくい頭に入りにくいで投げ出してしまうことがあったのですがこれはわかりやすい文に加え、写真やイラストもついており、よりわかりやすくなっていました。
次は世界堂へ。
ここではリターダーと絵の具とイラストボードを。
そして偶然目に入ったライエンデッカーというイラストレーターの画集をゲット。パッとみたとき、ノーマンロックウェルかと思ってしまうくらいそっくり。帯にはノーマンロックウェルが崇拝したと書かれていました。ロックウェルがこの人に影響を受けていたのですね。
中を見ているとライエンデッカーの絵にはミュシャのテイストが。彼はミュシャに影響を受けていたんですね。こういうのって面白いなぁと思います。美術史を調べていると色々なところで関連性がみえ、有名な作家達も誰かの絵に感動して心を動かされていることがわかり、調べるのがより楽しくなります。繋がってますね。
それと最近、Kindleでライジングインパクトというゴルフマンガを読み返しています。七つの大罪を連載されている鈴木央さんの作品です。昔はジャンプコミックス版を所有して何度も何度も読み返していたのですが、かなり前に売ってしまいそれっきりでした。Kindleで扱っているのは文庫版です。久しぶりに読むとやっぱり面白くてあっという間に読み進んでしまいます。このマンガの影響でゴルフの打ちっ放しへ行ったり、以前勤めていた会社で社長のゴルフに混ぜてもらいホールをまわったりしました。そこではこれぞビギナーズラックというべき水切りショットが出たり、池ポチャしたりと楽しくプレイできました。懐かしいです。
久しぶりに読み返していると、ゴルフのマンガなのですが良い言葉が多くて今の自分にグッときました。こんなに元気が出る漫画だったとは。
川越にあるレーネカフェさんで購入したコーヒーを飲みながら、ジャズカフェのバンカさんで頂いたCDをBGMに、ゆったり漫画を読むのは心地良いですね。
今週はちょっと仕事でモヤモヤしていましたが、美術館や博物館を楽しくめぐって本屋で癒されて画材屋で興奮してライジングインパクトで感動して…だいぶ元気でました。
あとは睡眠です。よく寝て身体も心もしっかり休めてケアしようと思います。これは最近読んだ「早起きの技術」という本の内容を試しているところです。良い方向に行く気がします。なんとなく。